お墓のお手入れ方法
多くの寺院や霊園では、毎年あるいは毎月管理料を払うシステムになっていますが、あくまでもこれは共用部分である通路や緑地、その他関連施設の維持管理のために使われるものです。個々のお墓の管理は、持ち主である家族が責任を持って行うべきことです。
お墓参りとは「墓掃除」といっても過言ではありません。自分の家の中を掃除するように、ご先祖さまのお墓もこまめに掃除してあげたいものです。
お墓掃除の方法
弊社の施工は目地部分にセメントを一切使用しません。従来の灰汁による汚れの心配はないので綺麗なタオルによる水拭きのみで結構です。その場合、タオルは十分に濡らしておいてください。墓石も十分に濡らさないと拭くときに擦り傷がついてしまいます。目地部分についた汚れは拭き掃除で取れますが、どうしても汚れが残ってしまう場合は使い古しの歯ブラシ等で擦ってもらえればホコリは落ちてしまいます。
セメントの灰汁が着いている場合は本来であれば再研磨をオススメしますが費用的に安価で済ませるのであれば墓石専用の汚れ取りの道具をご用意しています。ただし石種にあわせて道具を選ばなければいけないのでご相談下さい。
お墓掃除の注意点
お墓(石)は「お塩、お酒、中性洗剤、化学薬品、枯葉、苔」などが苦手です。
石の表面がざらついたり、変色する原因になるので、注意してください!!!
「塩素系」・「酸性系」・「研磨材入り」の洗剤や、スチール入りスポンジ等は使用しないでください。染みや変色・艶の損失の原因になる場合があります。どうしても汚れがひどい場合には「中性洗剤」を水で薄めてからご使用下さい。また使用前には目立たない部分で試してからにして下さい。